ヘルメットの安全構造、Mips
この黄色いステッカーが貼られているのも良く目にします。
Mipsとは多方向衝撃保護システム(The Multi-directional Impact Protection System)の略です。
転倒時には単純に真っ直ぐな衝撃が加わるだけではなく、ねじれるような衝撃が加わります。
その際に、ヘルメット内に設置されたライナーがズレることによりこの二つの衝撃を減少させ
脳へのダメージを軽減する仕組みになっており、今では多くのヘルメットに採用されています。
写真の黄色いパーツがMipsのライナーになっていて、この部分が動くようになっています。
Mipsなどの色々な機能を取り入れたヘルメットが出ています。
絶対ではありませんが、衝撃を減らすことで脳へのダメージを少なくすることができ、より高い
安全性につながります。
ただし、サイズなどが合っていないとせっかくの効果も発揮できませんので気を付けましょう。
松沢