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これからのスポーツバイクは。。。。

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7月の全日本選手権から5か国でレース帯同してやっと水曜日夜に松本に到着しました。移動、環境整備、レース監督をやりながらたくさんの最新の情報に触れてきました。

前々からお伝えしていますが、世界はEBikeがすごいことになっています。実はEBike大国である日本。しかしながらそれは「電動ママチャリ」であって、世界はESportBikeです。

あのERoadにも日本人のなかでもっとも早く試乗してきました!(詳しくは本人捕まえて聞いてください)

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EMtbは各社出しそろえてきており、細かい機構やバッテリーの容量アップにコンパクト化が進んでいますが、2020モデルからは本格的にERoadにその波がやってきました。

「Eバイクいいよ~」なんて話すると聞こえてくるのは「モーターはねぇ」なんて声もあります。そもそもスポーツするために乗っているのにアシストつけて「楽」をすることなんて考えられないアスリート志向(思考)の方が今の業界のほとんどだと思います。

半面健康やスポーツに興味があっても、本来のスポーツの楽しさや素晴らしさに出会う前に「苦しみ」が待ち構えている、まだ一般層の方も実は多いと感じています。勇気を出して、友人に強く進められるがまま、アニメの影響を受けて、、、等々スタートは切ったもののうまくいかない人も多いです。今まで当店でも新規購入されたお客様で、思い描いていた走りや感動の前に、「苦しさ」、「大変さ」、「不快的」などなど様々な理由から倉庫にしまいっぱなしの方が多いのかなと感じています。

それらを打破するのはEBikeです。

「楽に」、「楽しく」、「気持ちよく」走れちゃいます。

走りに行って大変なのは「坂」と「Stop&Go」ですよね。この部分めっちゃアシストしてくれます。ポタリングからサイクリングであれば平均時速は20-25kmでしょう。その速度域はアシスト範囲で、まさにドストライクです。

EMtbは速度からくるアシスト量でいうと、特に恩恵にあずかりやすく素晴らしいです。購入時に気を付けてもらいたいのは、実際にトレイルを走りたい人は必ずフルサスを選択していただきたいですね。モーターユニットとバッテリーはバイクの安定性から低重心化を狙ってダウンチューブとBB付近に装備されていてそれなりの重量になります。実際にトレイルを走るときによくあるリアタイヤの抜重、リアタイヤを持ち上げる動作はモロに後輪加重がきついEMtbはきついです。しかしフルサスであればほとんどのバイクがペダルバイクと比較して重量増に対してリヤユニットもEMtb専用品にしています。このリヤユニットの動きを上手に使うことでリアタイヤを上げることはハードテールよりも圧倒的に楽になります。またEMtbは下りにおいて重量増であるので、タイヤへの負担も大きくここでもフルサスであった方が圧倒的に楽だし、パンク等のリスクは避けられると思います。

TREK Rail9.7   790,000[tax別]   オーダー入れてありますので、そろそろ入るかな??

ERoadは早速各社軽量競争が始まっています。これは走行速度域と走行時間(ロングライドなど終日走るのが一般化しているため)の関係性から軽くしようとしています。走行速度が乗りなれてきたサイクリストであれば平均時速30キロ以上になり、モーターオフで走る時間が増える中、疲労が蓄積してくる後半でのアシスト多用や、モーターオフ状態での平坦での走行感をペダルロードと近づけることで、グループライドなど仲間同士での楽しみを増やす、夫婦や年齢からくるフィジカル面でのギャップを減らすなどの使い方を考えたものです。

価格面は国内は未発表ですが、高価なものから順番に出てきますが、家電や車装備品などもそうですがマーケットが必要し、数が出るようになれば次に待っているのは技術開発と価格競争なので、10年もすれば全然安価モデルで素晴らしいものもどんどん出てくると思います。

その辺の流れ等は未来の予想図的な話なので、今はこれから誕生する素晴らしいEBikeに期待と情報をもって、皆さんにお勧めのEBikeをしっかりとご提案できるようにしていきたいと思っています。

代表 鈴木雷太
代表
鈴木雷太