今回のレースは何と第1回目の若狭高浜トライアスロンに参加してきました。
この大会は2年後に開催される福井国体のプレ大会。そこに北信越ブロックの日本選手権出場枠をかけた予選会が併催となりました。

今回の一番の目標は『日本選手権の出場権を得る事』　　今年掲げた目標の一つ。　夢の舞台への切符。　気合が入ります。

当日の朝は当初の予報とは全く違う穏やかな天候。

戦闘服に着替えていざ出陣!

スイムの入水がなぜかスタート10分前から始まったので皆さん早くにスタート位置に…。
そんなに長くプカプカしているのは無駄なのでスタート3分前くらいに入水。　当然後ろからのスタートに。

号砲と共にスタート。　大変申し訳ないのですが、人生の先輩たちをガシガシ乗り越えていきます。　乗り越えられて驚かれた方、この場を借りてお詫びします。　『申し訳ありませんでした』

先頭パックに入り泳いでいきます。　ですが、フォーム改善に取り組んできたノーウエットの泳ぎ方とウエットを着た時の泳ぎのイメージが一致しない…。
余計な疲労が多くなり徐々に遅れていきます。　イメージ通りにいかないとメンタル面でブレーキをかけてしまう悪い癖が出てきました。

そこに、顔をクラゲに刺され更に悪化…。　まさに弱いメンタルがもろに出てきてしまいました。　当然の結果で24分。

その後のバイクパートも全くペースを上げられず。順位を落としていきます。　『こんなはずでは』　この言葉が頭の中を延々と繰り返されていました。

しかし、支えてくれている人達、今までやってきた事。　無駄にするわけにはいきません。　後半踏みなおしたけれど崩したリズムは戻らず。
足に負担をかける結果に。　ド平坦のコースにもかかわらずアベレージ35キロ。

それでもバイク終了時に5位。まだまだチャンスはある。

ダメージを抱えた足は思うようには動かず、一旦は上げたペースもガクッと落としてしまいました。　しかし、実際は身体はまだまだ動くはずです。　悪いのは自分が気持ちを折ってしまっただけ。　後はグダグダ走ってしまっただけ。　ゴールはしたもののとても恥ずかしいレース。

競技者の能力としても人間的にもまだまだ『優勝』という資格は自分には無い　そう痛感しました。

無くすように、自分に厳しくしてきたつもりでしたが、あくまでも『つもり』だったという事です。　まだまだやるべき事は沢山あります。
スイムの基準タイムを認定記録会で切っていた事もあり、日本選手権の出場権は獲得できたものの、到底納得できる内容ではありません。

ただ、自分の能力を発揮させ無くしているのは間違いなく『弱いメンタル』　どう鍛えていくか一番難しいですが、乗り越えられれば素晴らしい未来が見えます。

トライアスロンに全てをかけた選ばれた人達が参加する日本選手権。
どんな結果になろうとも胸を張って終われる様に後3ヵ月、出来る事は全てやって準備していきます。

次は『野尻湖トライアスロン』　国体の予選会です。
気負いすぎず、全て出し切る事だけに集中していきます!