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ご用心!!

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BIKE  RANCHでは日々壊れたり消耗した自転車やパーツを修理していますが、パンクの様に誰でも分かるようなトラブルならまだしも、意外と気が付きにくいものもあります。

例えば正面衝突してしまったようなとき・・・。

DSCN9993

よく見てみると、フレームのホワイト塗装が剥がれて鉛色の地肌が見えていますね。

最初見た時に細かいひび割れが塗装に入っていたため、もしやと思い触ってみると触った瞬間に塗装がぱらぱらと剥げ落ちてしまいました。

横から見てみるとパイプの上下で塗装が割れていますね。

これは正面からぶつかったことで、パイプの上側が引き伸ばされるとともに、下側は圧縮され縮むことによって、塗装の柔軟性だけでは耐えきれずに割れてしまったものです。

DSCN9994

こうなってしまうとかなり危険な状態です。

もちろんスチールは非常に粘り強い素材であるため簡単に破断はしませんが大きく変形した箇所は脆弱になります。

さらには変形したことによってステアリング操作に悪影響も出るため、乗らない方が賢明でしょう。

さて、破断といえば皆様が心配するのはカーボンフレームにおける破断。

転倒したりすることによって、パイプがバッキリ折れてしまう事もあります。しかし、カーボンフレームのすごい点は破断したフレームであったとしても修理が出来る点にありますね。

DSCN9996

写真は転倒によってシートステーの末端をバッキリと折ってしまったものですが、ご覧のように、綺麗に補修をすることが可能となっております。

ちなみに、カーボンフレームがダメージを負うような転倒であれば、アルミフレームであったとしても無事ではすみません。

そして、アルミフレームは溶接等修理が出来ませんが、カーボンは修理が可能なのです。

いやー、カーボンって素晴らしいですね。

そして、BIKE RANCHのオーバーホールキャンペーンもいよいよ今月末で終了です。

まだまだ予約の空はあります。3月からは、基本工賃が、キャンペーン価格の¥27,800から \35,000の通常工賃に戻ってしまいますので、バイクがヨレヨレだなーと思っている方はお早めにお持ちくださいね。

スタッフ 山田拓郎
スタッフ
山田拓郎