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ペダリングって本当に難しい。

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パイオニアのペダリングモニターの記録やスピニングナイトでの皆さんの動きを見ていますが…。


パイオニアのペダリングモニターを導入してから今まで気が付かなかった自分のペダリング技術の未熟さにがっかり。
世の中には見ない方が良い物があるという事でしょうか?
いや、しかし速くなりたいのならいち早く改善していくべき。
という事で、自分なりにパイオニアのサイト『シクロスフィア』を使用して分析、改善方法を考えてみた。
最初に効率のいいペダリングとは?
tech_exc_img1_0.png
ペダリングモニターには上記の図が表示されています。注意してみるべきところはここ。
①棒の向いている方向が円の接線に近いかどうか
②効率のいい場所(3時付近)で棒が長いかどうか。
③引き足側でマイナスの力が発生していないかどうか
という点。
次にトルクをどの位置で発生させているか。
tech_exc_img2_1.png
自分のペダリングはクランクが180度(6時の位置)でも下に向かって踏み過ぎてしまう傾向があります。つまり上記の図で言うと180度~210度でFyiの法線方向にトルクを発生させています。
レースのデータを見てみて下さい。
重要なのはベクトルが何処を向いているかとトルク曲線がどの角度で大きく出ているかです。
ベクトルは下死点付近で大きく接線から離れる方向で伸びています。トルク曲線を見ると180度~210度で法線方向にトルクが発生。
つまり、180度の下死点まで踏み過ぎています。当然クランクは下死点で踏み込んでも動きません。無駄な力を使いクランクと戦っているわけです。
いまはこれを改善すべくスキルアップトレーニング中。美しいペダリングを目指します。
そして、スピニングナイトでも踏み過ぎ傾向の方を多く見かけます。確かに、踏まなければ進みませんが必要な場所で必要な分力を入れ、後は脱力。そうしないと左右のバランスを崩し、せっかく頑張っているのに自分自身を邪魔をすることになります。
気になる方は是非立道まで。今ある力を効率よく使って楽に走りましょう!