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ライディング中のメカトラブル。

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ライディング中のメカトラブル。ぶっちぎりのNO1はやはりパンクですね。


そしてパンクほど目立つ訳ではないが、以外と多いトラブルにリア変速機とフレーム本体とを接続しているリプレイスメントリアエンドの破損がありますね。
これらのトラブルは、小さなスペアパーツを持っていれば済む事ですが、もう1つ時折見かけるトラブルにチェーンの切断があります。
特にMTBでのトレイルライディングにおいては、路面からの激しい振動でバタつくチェーンと、登り返し等での激しいテンションの変化によって、チェーンの切断はかなりポピュラーな(笑)トラブルですね。
専用工具のチェーンカッターはかさばるし重たいもの。しかし、もうそんなことは言わせません。
スペシャライズドから素敵な工具が出てきました。
EMT TOP CAP CHAIN BREAKERです。
20140825-1.jpg
EMT TOP CAP CHAIN BREAKER  ¥4,212-
なんと、1-1/8径のフロントフォークのコラムパイプに収納出来てしまうという優れもの。
写真で見ると、とても工具が収まっているようには見えませんね。
しかし取り出してみると、ご覧の通り。
写真左の赤い4mmの6角レンチはスタッフ私物ですが、現場では携帯工具を使用する事になるでしょうね。
20140825-2.jpg
もちろん応急処置用の工具であるため、決して使い勝手が良いとは言えませんが、チェーンが切れて途方に暮れた時にはとっても心強い相棒になってくれる事でしょう。ちなみにこの工具はミッシングリンクなどのチェーン接続パーツでの使用を前提として下さいね。
そして、この工具にはとっても気のきいた工夫がなされています。
よーく見るとミッシングリンクの落下、紛失防止用になんとマグネットが装備されているのです。きっと開発中にさんざん落っことして紛失した事でしょう。
そんな情景を想像すると、思わず笑いがこみあげてきてしまいます。
20140825-3.jpg
転ばぬ先の杖では無いですが、重量的なデメリットは無視してもいいような小さくて軽い31グラム(実測)の安心をコラムパイプの中に忍び込ませてみましょう。
カーボンコラムでも金属コラムでも使用できるのも見逃せない点ですね。
  スタッフ 山田