デュラエース、アルテグラに続きエントリーモデルの105が進化。

デュラエース、アルテグラとシマノも11S化が進んできましたがいよいよエントリーモデルである105が11Sへと進化します。
しかも、ただ11Sになっただけではなくしっかりと上位グレードのシステムや機能を受け継いでいるのでかなり高性能なコンポーネントになっています。

11Sになったことと上位グレードと同じように前後ディレイラーの形状を新しくすることで軽い変速が可能になり、ブレーキも剛性UPし制動力が大幅に上がりました。さらに、最近流行の太いタイヤを履けるように設計されており28Cまで装着が可能になっています。
ここからは私個人的に気になるポイントをご紹介。
まずはクランク。

デュラエース等と同じ4アームになり軽量化及びパワーロスが少ない設計になっています。ギア比設定も新しく52-36が増え従来のコンパクトギアではちょっと軽すぎるという方にもってこいの歯数構成が登場。しかもフロントを大きなギアにしてもリアスプロケットに32Tが増えたのでヒルクライムも安心です。
次に一番メリットが増えた場所。デュアルコントロールレバーです。

以前までのモデルだと本体が大きかったので手を置いて走るときには非常に使い易かったのですが女性や小柄な方からするとレバーが大きかったのでダンシング等のレバーを握る必要のあるシーンでは持ちにくい場合がありました。そこで、新しいレバーは形状も小さくなり、さらに変速動作もショートストロークになったのでかなり使いやすくなっています。
実際にデリバリーの開始は6月頃を予定しているそうですがバイクランチに入荷してくる予定ですので気になる方はまず実物を見て頂きたいと思います。
実にわくわくしてくるコンポーネントです。