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絶妙なしなりです。

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お店の試乗車として、素敵なバイクが加わりました。


ANCHORのRL8
こちらのバイクは今までANCHORのロングセラーとして、非常に高い人気を誇っていたRFX8の後継機として満を持して発表されたモデルで、RFX8をしゃっきりさせたような仕上がりとの前評判は聞いていたし、試乗会の短時間の間でも好印象だったのですが、いざガッツリ乗ってみるとビックリする。
踏みだしの瞬間の反応性の良さが、RFX8とは別物だ。カタログにはRIS9より横剛性を20%落として・・・。なんて記載があるがどうしてどうして、反応性はばっちりだ。
こういった反応性の良いバイクは最近増えてはきているけど、多くの場合反応性の良いバイクは固い場合が多い。ところが、RL8のしなりは絶妙なのだ。
長距離走って疲れが出始める頃であったとしても、ダメージが少なく、気持ちの良い反応性を享受できる。
そのしなりはフォークの先端からヘッド。BBを通ってリヤエンドまでがバランス良くしなり、何とも言えずに快適で気持ち良い。
全体的な印象としては、細身だけどその分肉厚を持たせて、上手くしならせているようで、クロモリを乗った感触に近いモノがある。
もちろんフルカーボンなので、フレーム単体重量は480mmサイズでおよそ980グラムと、ヒルクライムで使うにしても、申し分のない重量。
20130715-1.jpg
ANCHOR RL8 完成車¥255,000~   フレームセット¥180,000-
ちなみに、写真のバイクを実測してみると、アルテグラDi2をメインコンポーネントとし、その他のパーツは特に軽量な物を使わず、ホイールは練習用ホイールにも関わらず、8.2kgと思いのほか軽い。当然ヒルクライム狙いで更なる軽量パーツをつければヒルクライムだって勝負できるし、しなりと乗り心地の良さからロングライドだって良きパートナーになってくれる。
もちろん耐久性の高さは石橋を叩いて渡る程の念の入れよう。
また、RL8を含め、ANCHORのバイクは日本のメーカーだけあって、140cmぐらいの身長の方から乗る事が出来るため、小柄な方にも非常にお勧め。
もちろんただ小さくしただけではなく、ハンドリング性能を犠牲にする事なくサイズ展開を行っている点も見逃せませんね。
こちらのバイク、是非とも試しにいらしてくださいね。
  スタッフ 山田