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寒い季節でもブレーキローターは熱いよ。

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ついに、お店の周りでも雪が舞うようになってきました。寒くなってきたので、家にこもりがちですが、トレイルはまだまだ楽しいよ。


そんな中、とにかく熱を持つ物体があります。それは、ディスクブレーキのローター。
ディスクブレーキは、ホイールに直接取り付けられた金属の円盤をフロントフォークに取り付けられたブレーキキャリパーで挟み込んでブレーキをかけるというもの。
そのためブレーキローターは、摩擦熱で非常に高温になります。特に長い下りを下った後なんかは、熱せられた金属が放つ独特の
「キン!キン!キン!」
という音がしたり、なんか焦げ臭いなーと思ていると、落ち葉がブレーキに絡まって、焦げ臭いにおいを出していたりという事もあります。
そして、単に熱いだけならいいのですが、実はこの熱がなかなかの曲者で、特に長くきつい下りをブレーキを多用しながら下ってくると、後半熱ダレしてしまいブレーキが滑るような効きにくさを感じる事もあります。
当然高温にさらされると、ブレーキキャリパー内の微細な気泡が膨張して、ブレーキタッチにも影響を与える事があるのでブレーキは出来るだけ冷やしておきたいものです。
しかし、いきなりブレーキをごっそり変えてしまうのはハードルが高いなー…。という方にはブレーキローター交換がお勧めですね。特に、SHIMANOのIce Tec rotor
20121210-1.jpg
Ice Tec rotor¥3,760~6,155-
は熱伝導率の高いアルミにステンレスの表皮を張り合わせてあるので、放熱性が高く、熱の拡散に非常に役に立ってくれます。
またこのシリーズはサイズも規格も豊富。
6穴式とセンターロック式の物があり、140,160,180,203mmの各サイズが揃っていて、(140mmに関しては、センターロックのみ)サイズ選択も容易です。
また、絶対的な制動力が足りないなーという方には、アダプターを付け替える事によって、より制動力の強い大径のローターを使用する事もできますので、是非ご相談くださいね。
また、現在BRではウインターセールを開催中なので、完成車の方もぜひ見に来て下さいね。
  スタッフ 山田