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今日はチューブラータイヤのお話です。

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余り使う機会が少ないタイヤですが、


チューブラータイヤ、皆さん1度は聞き覚えのある名前だと思いますが、
一体どんな物なのか、何が違うのかよくわからない所があると思うのでその違いを書きたいと思います。
チューブラータイヤは一般的に多く使われているクリンチャータイヤとは違いタイヤとチューブが別々ではなく
最初からタイヤの中にチューブが入っていてホイールに張り付けて使うタイヤの事です。
2012-10-26-1.jpgビットリア コルサ エボCX9668円
じゃあ何が良いのか?
初めからタイヤの中にチューブが入っているので断面で見ると円形になっています。そのため非常に柔軟性があり乗り心地がとても良いです。
クリンチャーから乗り換えると『空気圧低すぎた!』と勘違いしてしまうほどです。しかも、タイヤの中にチューブが入っているのでリム打ちパンクも程んど有りません。
グリップはタイヤの剛性が低いのでしゃっきりとした感じではないですが、しなやかな分突然にグリップが失われる事がなく粘り感を感じ取り易く安心して走れます。
しかし、タイヤをホイールに張り付ける作業が必要になるので気軽に使えない部分があります。でも、最近では昔から使っていたリムセメント(タイヤ用接着材)ではなくチューブラーテープと呼ばれるタイヤ用両面テープが出てきたので、熟年のカンや難しい技術もいらず、ただ両面テープを張り付けるだけの作業で誰でも気軽に張り付けられるようになり断然楽になりました。
2012-10-26-2.jpgミヤタリムテープ1260円
パンクするとタイヤごとの交換になるなどデメリットが有りますがそれ以上のメリットがあります。プロの使用率はとても高く、走行感の軽さと乗り心地の良さのバランスが最高と評価され使い続けられている事が何よりの証拠です。
あと、プロが使うフレームは当然高い剛性を求められますが、同時に路面からの振動を体に伝えやすくなりますが、チューブラータイヤを選択する事によって、路面から来る振動はかなり軽減される事も選ばれる理由でしょう。僕も野尻湖トライアスロンで乗り心地の良さを実感しました。
ホイールも高額になってしまうのでなかなか導入しにくい物ではありますが、一度使ったらやめられない程素晴らしい乗り心地と走りを誰にでも提供してくれます。お店にチューブラーの試乗ホイールもあるのでまずは体験してみて下さい。
きっと気に入ってしまうと思います。