TPUチューブもアリ
ロードバイクでもチューブレスレディが増えてきていますが、そんな中でTPUチューブという選択肢も
出てきています。
TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)は、ゴムのようにしなやかな弾力性と硬質プラスチックの
ような強さを合わせ持った素材です。
価格が高いものが多いですが、パナレーサーのパープルライトは税込み1980円と通常のチューブに近い
価格になっているので、興味はあるけどと思っていた人には試しやすくなったのではないでしょうか。
重さも36gでとても軽量。折りたたんだ際にコンパクトになるので携帯性も優れています。
チューブレスレディとTPUを使用したクリンチャーを重量で比較すると、
同じモデルのチューブレスレディタイヤとクリンチャータイヤを比べたときに、クリンチャータイヤの
方が軽いことが多いです。
そこにシーラント(フィニッシュラインの場合)60-90mlとパープルライトは36g。
およそ2倍ほどの差が出てきます。
チューブレスレディとクリンチャーとでそれぞれ良い点がある中で、軽量化の一つとしてTPUチューブ
を選ぶのも良いでしょう。
リムブレーキには対応していない物もあるので選ぶ際には注意しましょう。
松沢