新しいチェーンオイル
色々なメーカーから発売されているチェーンオイル。
我々も展示会や営業さんが来た時に実物を見たり、サンプルをもらってテストします。
どれもそれぞれ特徴があってこれが一番。は決められません。人間の個性と一緒です。合う人もいれば合わない人もいる。好きな人もいれば嫌いな人もいる。使ってみるしかありません。
他のチェーンオイルと少し違う路線のオイルを取り扱う事にしたのでご紹介。
ヴィプロス
大きな特徴としては汚れにくい。
汚れにくいならドライ系のワックスタイプが主流ですが、あれば綺麗でいいのですが耐久性が悪いので注油の頻度が上がります。
このヴィプロスのサスペンド系(とどまると言う様な意味らしい)は本当にチェーンオイル?と疑うくらいシャバシャバな液体。しかし、チェーンに塗布するとサスペンド系と言うだけあって被膜が定着します。
液体なので付属の容器に入れて点眼していきます。
ベタベタになっている訳でもなく、かと言って飛び散りそうでもない。
走行感としては軽いオイルらしくスルスルと軽く回る感じ。立道は体重がある方なのでケイデンス低めのパワー系ですのでトルクが掛かっている感覚が分かりやすい粘度の高いオイルが好きですが、軽いオイルとの中間の様な間隔。誰でも合う万能タイプ。
通勤で走り何度か雨に降られることもありましたが、300キロ位走った後の様子がこちら。
思った以上に綺麗。そして軽く拭き掃除したら
かなり綺麗。勿論チェーンリング、スプロケット、ディレイラーのプーリーも綺麗です。
綺麗好きで沢山走る人には特にオススメです。
そして、皆さん気になっていると思いますが、青、赤、緑、何が違うのか?
ブルーハワイ、イチゴ、メロン! 味が違う! のではありません。
青が一番耐久性のあるブルーノ
赤がさらに綺麗さを重視したロッサーノ
緑が水で洗えるダブサン
緑は特に面白い特性を持っていて、水に濡れなければブルーノと同等の性能。ですが、水で乳化。
つまり洗浄剤を使わなくても洗えるんです。
雨のには乗らない人には簡単にバイクを綺麗に出来るのでとても重宝するチェーンオイルです。
今あるチェーンオイルが終わったら是非試してみてください。