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憧れのバイク

商品紹介

私がようやくロードバイクを乗り始めたころ、余りのかっこよさにあこがれていたバイクブランドにTIMEというブランドがありました。

当時はVXRSというモデルがあって、赤黒のフレームに真っ白い文字でTIMEと書かれていて、そのあまりのかっこよさに衝撃を受けてひがなカタログを眺めていたものでした。

やがて今の仕事に就き、メーカーの展示会等で実車に触れる機会も出てきましたが、やはり実走感も最高で地面の凹凸を全てかき消してしまうような乗り心地の良さと、前に引っ張られえ行くような加速感にワクワクしっぱなしでした。しかし、もともとフレーム販売のみで完成車の設定が無いうえ、入荷も少なくハイエンドバイクとして少数の方のみが乗っているためにあまり見かける機会はありませんでしたが、ついに入ってきました。

DSCN0169

TIME  Fluidity AKTIV  \529,200-

このフレームは、長距離をより快適に走る事に着目して登場してきたものですが、特筆すべきはAKTIVフォークの振動吸収性の良さでしょう。

通常地面からの振動はフォークからヘッドを通してライダーに伝わってきますが、このフォークは地面からの振動を地面に近い位置でアクティブマスダンパーによって、見事にフォーク内で減衰してしまうために手首に負担の掛かるような前方からの細かく押されるような振動が極めて少ないのです。結果的にサドルからの振動も少なく乗り心地が良い!!

よくぞここまでやってくれました。

DSCN0167

もちろん単に乗り心地だけを良くする方法はいろいろありますが、乗り心地が良いイコール力を食われて前に進まないといった図式が成り立つのもまた事実。

しかし、このAKTIVフォークは単なるショックアブソーバーではなく、前に進む意思を持って作られたフォークであるため、びっくりするほど良く進んでくれるのです。

そして、疲労を軽減させタイヤの接地性能を最大限に生かしてくれるので結果的に安全性も向上しているのです。

こういったバイクは入門用とするには敷居が高いし、パーツも一個一個目的に応じたものをオーナーに合わせて選ばなければいけないため、決してお気軽ではありませんが、今乗っている入門用バイクに物足りなさを感じたり、もっと深くて豊かな世界に足を踏み入れてみたいと思う方には最高の1台になります。

K様もう少しお待ちくださいね。

スタッフ 山田拓郎
スタッフ
山田拓郎