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SPECIALIZED S-Works TARMAC DISC

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先日今シーズン用のMyBikeがやっと完成いたしました。


20150425.jpg SPECIALIZED S-Works TARMAC DISC  980,000-
先日UCIルールが発表になり、世間も注目が集まりつつあります。
20150425-2.jpg皆さん一番気になる制動力ですが、心配ごとでよく聞く『効きすぎてコントロールが難しい?!』なんて事は全然ありません。BR-M975キャリパーを使用していますが、レジンパッドに4インチローターでコントロール性に優れており、一言で言うならば『よく効いてコントロール性がいい!!』って感じです。フォーク先端部分とリヤエンド付近のヨレももちろん気になりません。
20150425-4.jpgもちろんフレームはガラスの鎧&甲冑のWコートをしました。それに加えて今回キャリパーブレーキで無くなったのでリム全面にWコートをしてみました。足廻りは一番汚れやすいパートです。写真は1日走った後の様子ですが、ホコリが付着していますが、ウェスでから拭きで一発でピカピカでした。
20150425-3.jpgDi2ジャンクションもスペシャライズドらしい気配りで、スマートな取り付けが行えています。こちらのパーツは店頭に在庫OKです。一応スペシャステム専用となっていますが、現物合わせで加工すれば取り付け可能なステムもあると思います。気になる方は店頭でご確認を。
20150425-5.jpgそして一番気になってこだわる部分のバーテープです(笑)今回テストでESI RCT Wrap Road Bar Tapeを使用しています。
MTBではW杯でも装着率No1のグリップですが、ロード用はどうなんだろう?
普通に巻くとかなり太くなります。シリコンで出来ており、汗等による滑りがなく適度なグリップ感がいい感じです。それと高い振動吸収性です!!
僕のバーテープの好みは『極細』です。手の平をリング状に握り、リングの中でハンドルを遊ばせて振動を逃がしているのですが、MTBグリップ同様表層でグリップしながら振動吸収性も高いので、「そっと楽にやさしくグリップ」する事が出来ます。グイグイとメッチャ伸ばしてバーテープを巻いていますが、それでも高い快適性があったので、振動吸収性を求める方にはノーマルな巻き方を試して頂ければ、気にいって頂けると思いますよ!!
テスト合格ですので、店頭常時在庫商品となりますので、是非皆さん試してみてください。
最後にフレームの乗り味を(笑)
硬いけど快適な乗り味です。脚に来ないソフトな脚感ですが、ここ一発のパワーをかけた時にはフレームは負けずにグイッと加速するバイクです。ハンドリングはスペシャらしい軽いフィーリングです。
昔話ですが2000年シドニー五輪を走った時に丁度MTBがディスクブレーキに移行期でした。
五輪レース時には僕くらいしかまだ使っていなかったと思います。理由は『効きすぎる』のと『重量増』でした。
それでも2002年になるとレース界も一気にディスクブレーキになり、その後はフォーク剛性アップとフレーム剛性アップにディスクブレーキ制動力アップの3ポイントでの性能アップが加速しました。
ロードがディスクブレーキ主流になるにはもう少し時間がかかると思います。それはホイールを含めた『規格の統一化』です。ホイールに求められる性能が大きく変わるので、ホイールが変わって、キャリパーの取付方法ももちろん変わるだろうし、ローターも径を含めてまだまだ議論の余地があると思いますが、一言お伝えしたいのは、『凄く良いから期待して下さい』ってことですね。
気になる方は是非テストライドして見て下さい!!