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究極の外装Di2をめざして…。

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殆どのフレームが内蔵式になる中で久しぶりに外装Di2の組み換え作業。


今やロードバイクは機械式も電動もワイヤーや配線はフレームの中に綺麗に内蔵されていますよね。
このタイプであれば非常にきれいに仕上がるのは当然。
問題は内蔵に対応していないフレームへの取付。配線がすべて外に出てしまうので綺麗に仕上げるのにはテクニックとどうやって取り付けるか考える事が重要。
久しぶりにこの作業が入ってきたので今まで培ってきたものを総動員して仕上げてみました。
今回のフレームはマドン4シリーズ。配線をテープで張り付けて行けばものすごく簡単な作業なのですが…。そんなのあまりにもつまらない。
水抜き穴が大きい場合少しの加工でエレクトリックワイヤーが通せる可能性があります。
今回はBB下の穴とフロントディレイラーの変速用ワイヤー用の穴、リアエンドの穴が使えそう。
まずはBB下から。
外装の場合ここにジャンクションBが付きます。これは配線をまとめて接続しているパーツです。DSC00300.jpgここから各パーツへとつながっています。分かりづらいかもしれませんが一番左側の配線はフレーム内に入っています。ここからシートポスト内のバッテリーに接続。
これによりバッテリーを外につけなくても良くなりました。
続いてリアディレイラー。
まずはリアエンド部分を加工して配線を通します。DSC00301.jpg
次にフロントディレイラーの穴を使い外に出してジャンクションBへ。DSC00296.jpg
ここの作業は大変でした。狭い場所で曲がっているのでなかなか配線が通らない!あらゆる方法を試して理想の実現の為に頑張りました。(もはや趣味の世界)
DSC00297.jpg更にフロンドディレイラーの配線とまとめる事で更にスッキリ。
電動ならではの装備も装着。DHバーに使えるシフトスイッチ。DSC00303.jpgこれによりエアロポジションでの快適性が抜群にアップ。このメリットは大きいです。
今回の作業は自分で言うのもなんですが最高の出来。喜んでもらえるいい仕事が出来たと自画自賛。
究極へ一歩近づいた気がしますがまだまだ精進していきます。