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電解質水溶液は自転車の大敵です。

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今年はよく雪が降りますねー。
松本はあまり降雪が多くはありませんが、今年はよく雪が積もる。


すると当然の事ではありますが、融雪剤としての塩化カルシウムのばらまき大会が開催されるわけですねー。
白いツブツブが道路にバラ撒かれ、それがやがて溶けはするものの乾燥しないため、アスファルトはいつでも濡れているように見えますね。
ちなみに塩化カルシウムは普段の食卓で目にする食塩に良く似た性質であるため、鉄やアルミなどの金属を腐食させます!!
そのため融雪剤がまかれる地域の車は下回りがボロボロになるため、時折下回りの洗車をしてあげると良いですね。
当然自転車のダメージも深刻。
パーツ同士が固着してしまったり、フレームがボロボロになってしまったり・・・。ワックスを塗っているからとて安心できません。
パーツの隙間から内部に侵入し、そこで悪さをします。
大切な愛車が塩化カルシウムまみれになってしまった時には、せめて洗い流すぐらいのお手入れをしてくださいね。
高圧洗車機はベアリングのグリスまで飛ばしてしまうのでミストシャワーが良いでしょう。ジョウロでも構いません。
洗い終わったら、自転車を弾ませて水分をしっかり飛ばして下さいね。仕上げにきれいな布で拭いて、注油もしてあげればなお言う事無しですね。
さてこういった電解質は他にもあります。それはずばり汗!!
運動をするうえで、当然のように発汗するけど、自転車の場合通常であれば外を走る事で風による冷却効果によって真夏や、高強度の運動でもない限り汗をボタボタという事はあまりありません。
ところがこの時期は室内練習のシーズン真っ盛り。
スピニングナイトのようにローラーをコロコロ回すのですが、風が無いためとにかく汗をかく。
当然フレームの上にもボタボタ。発汗量の少ない冬場は特に濃厚な塩分がしたたり落ちます。
すると、自転車は腐食への階段を転げ落ちていくわけですねー。
こうなってしまうと、使用不能なパーツが出てきます。オーバーホールの時にビックリするぐらい修理費がかさんでしまうので気を付けてくださいね。
そうなる前に対策は取りましょうね。
DSCN3235.JPG
ELITE  sweat catcher PROTEC ¥3,088
これがあれば、汗が直接フレームに落ちる事はありません。
そして、ペダリングを妨げない形状もナイスですね。使い方によっては補給食置場??
もちろん洗濯オッケー!!
後になってから修理費用を見て目が点にならないように対策はカンペキにね。
  スタッフ 山田