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FAT BIKE

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使用感想をお伝えします。


先週から松本市にも雪が降り、寒さだけでない『冬』を感じています。
今回は、昨年12月に購入したFAT BIKEの感想をお伝えします。
バイクは『SPECIALIZED FATBOY SL』 
軽量を目的に組まれたFAT BIKEです。
試乗車としても乗る事が出来ますので、試乗希望の方は前日までに高坂までお問い合わせください!
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FAT BIKEが各社から発売され、雑誌やインターネット、街で見かける事も増えており、雪や砂浜、あらゆる環境で走行できる新しいジャンルの自転車として注目されていますが、
『実際はどうなの??』と疑問に思っている方も多いはずです。
私も、タイヤが太くなることで、実際どの位の走破性があるか不明でした。
タイヤの対応気圧は0.4~1.4BARと表記があります。
まず一般舗装路を移動用として使った場合です。
空気圧は1.0BARを以上入れて走行していますが、思った以上に速度が出ます。
しかし、通常のMTBのタイヤに比べれば抵抗は高くなっているので、
一定以上の速度を出そうとすると体力はそれなりに消費します、頑張らない一定のペースで走っていると風を感じながらずっと走っていられるので、移動用のみとしても十分に使用できるBIKEと分かりました。
1BAR以上空気を入れると、タイヤは固くなりペダルを止めた時の転がりも感じます。
クッション性は減り衝撃は体に伝わるようになりますが、さすがはFAT BIKE
歩道の段差や砂利でも安心してクリアできますし、そのまま山のオフロードや畦道に入っても平然と走ることができました。
登りも『ペダルが重い』とは思わず淡々と走れます。
続いて雪上の走行
空気圧は0.4BARに下げます
全く問題なく、非常に楽しく走れます。やはり普通の自転車と違い、圧倒的な安定感で進みます。
20cmほど雪が積もっていても気にならず、車が何回か走った程度の圧雪された上でも気にならずに楽しく走れました。
無駄に蛇行や遠回りをしたくなるほど刺激的で楽しい走りが出来ます!
ただ、極端に圧雪された場所や氷の上、シャーベットはFAT BIKEといえ走行は難しくなります。
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トレイルの場合
登りは1BAR弱、下りは0.4BARで走っています。
舗装路の延々の登りは、やはりMTBの方が楽ですが、仲間と差が付くほどではありませんでした。FAT BIKEは登りが辛いと思われている方がいらしたら、そんなことは有りません。慣れていないと少し遅くなるくらいです。
強いのはオフロードの登りです。
グリップがとにかく効くので、いつもは苦戦する登りでもスイスイ登ります。29インチホイールの比ではありません。
ペダリング技術が無くても登れてしまうので、何だか嬉しくて笑みがこぼれます。
下りは非常に刺激的です。サスペンションが無い場合でも、タイヤのクッション性と非常に高いグリップを頼って楽しく走る事が出来ます。
セクションをこなす楽しさはサスペンションが無い分満足感が得られます。
雪上トレイルであっても通常MTBだと滑って走りにくい下りでも、グリップを効かせて走る事が出来ます。
しかし、フルサスペンションで走るのがお勧めなコブが連続している場所では、スピードを出し過ぎると体が弾かれてしまうので、ダウンヒル目的や難易度の非常に高いコースも走りたいと思ったらサスペンションフォークに交換する事をお勧めします。
砂浜はまだ走れていません、ぜひ走りたいものです。
実用性や機動力が低いのではないかと思われている方、そんなことは有りませんでした。
たくさんの楽しみを秘めたバイクです。
FAT BIKE走れます。