やはり練習は裏切りません。

今日は非常に成果が見られた参加者のスピニングナイト前後の測定結果見ていきたいと思います。
最初にスピニングナイト前に測定したグラフ。
今回の測定方法は100Wからスタートしていって2分経過するごとに20Wづつ上げていきます。最後維持できなくなるまでやります。

黄色がワット数で赤色が心拍数です。前半から余りグラフが安定していません。心拍の上昇も早く前半でワット数よりも上に行っています。
この時は16分で終了し、数値で確認すると実際にできていたのは220Wまででした。
次のグラフがスピニングナイト後のグラフです。

まず最大出力が上がり余裕が出来て来たのでグラフがきれいに安定しているのが分かります。また、心拍もワットと共に上昇するようになり同じワット数での心拍数を比べると20拍近く下がっている部分もありました。同じワットで心拍数が下がっているということはそれだけ有酸素領域で運動できる範囲が広がったという事です。その証拠に以前は220Wまでしかできなかったのに260Wまで出来る様になっています。
まさかこれだけ数値が変化するとは本人は勿論こちらも想像していた以上でした。
他の参加者の皆さんも先日ロングライドイベントに参加した際にスピニングナイトの効果を実感する場面があったそうです。
当然2ヶ月という短い期間なので改善しきれていない部分はありますが目的をもって集中してトレーニングすることで短い期間でも能力を向上させることが出来ます。
測定をしてみたい、どんな練習をしたらいいかわからない等ありましたら立道までお願いします。
効率よくトレーニングできるように計画していきましょう。