先週の日曜日数年前から思い描いていたイベントが終了しました。

『HAPPY LONG RIDE 200』
ネーミングの通り200ｋｍを仲間と走り切ろう!!といった趣旨の物です。
お店をスタートして6年目になりますが、一緒にスタートしたお客様もだいぶ経験を積んできました。
が、200ｋｍを走った事の無い人はまだ多いのが現実です。
100ｋｍは乗り始め最初の目標。ギヤチェンジや正しいフォームでの乗り方が出来て、コース設定とペースを間違わなければ意外と楽しいうちに走れてしまう距離。センチュリーライドの160ｋｍ。100ｋｍ過ぎに疲労感は必ず感じるはずだけど、仲間とワイワイやっているうちに走りきれる距離。
200ｋｍは???
経験を積んで補給と休憩、そしてドラフティングを上手に利用して仲間と負荷を分散出来れば、一般的な人で1日で走れる大体上限の距離だと思っています。
また200ｋｍを走り切る事で今後のバイシクルライフの上限値が大きく広がります。
昨年のHLRは160ｋｍの下り基調。今回のコースは獲得標高3000ｍを越えるため、中上級限定としました。
厳しいコース設定で、コースセッター自身が走り切れるか不安?!でしたが、走り切った後の「充実感」「達成感」「仲間との一体感」等を皆と共有したくて、19名+サポート2名でいざ出発!!

1班は朝夜明けの5時30分BIKE RANCHをスタート

目の前の山の向こう側の峠を越えて、もっと向こう側を目指します。

野麦峠は雲の下。ジリジリと標高を稼ぎます。

峠では快晴。乗鞍が僕たちを迎えてくれました。

下りや平坦は隊列を組んで空気抵抗を分散します。陽の短くなった秋、ゆっくりしている時間はあまりない。仲間の体力を気にしつつ、先を急ぎます。

寒さ等天候も心配しましたが、快晴で暑い位でした。しかしこの天気、最高でしょ!!

開田高原では御嶽山も歓迎してくれました。そろそろ疲労感を感じつつ、まだ半分(笑)

権兵峠では1時間遅れでスタートした2班と合流、というか追い抜かれました。ペースの違いもあるけど、レベル差によって疲労度から来る休憩の頻度が違います。が、これも無理をしないで走り切るコツ。
終盤はカメラマンも疲労度MAXでこれ以降の写真が無い(笑)。
最後は安定した一列で隊列を組みながら、日暮れギリギリに1班ゴールしました。2班は30分早くゴール!!
(2班のみなさん写真が無くてごめんなさい)
総距離207ｋｍ　獲得標高3052ｍ
走り切った後の仲間の笑顔が最高でした。大変と言えば大変だったと思うけど、走り切った事による思い出は自信となって次のチャレンジを後押ししてくれると思います。
色々な事情や状態の中スタートしてくれた方、サポートしてくれた丸山夫妻に感謝します。
また来年皆でチャレンジしたいですね。
お疲れさまでした＆ありがとうございました。
BIKE RANCH
代表 鈴木雷太