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アンカーの試乗会と工場見学に行ってきました。

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ロードバイクに関して、一体何台乗り継いできたのだろうか


そんな風にふと思った時、数えてみたらクロモリ、アルミ、カーボン合わせて4台ものアンカーのロードバイクを乗り継いでいた事になる。そして、トラックレーサーも入れたら5台。そこそこ多い方だと思う。
そんなアンカーの試乗会+工場見学会という事もあり、ワクワクしてしまいます。
まず向かった先はシクロパビリオン。
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ここでジャージに着替え、用意して頂いたバイクを試乗します。
いきなり乗ったのはアンカーが誇るRMZ。RMZと言えばラグを使う事によって、サイズは勿論、フレームの剛性までカスタマイズ出来るスペシャルバイクなのです。そのため、カタログにはサイズ表記は無くただオーダーと書かれているのみ。
当然価格はフレーム単体で¥480,000-と非常に高額だけど、自分にフィットしたものをつめていけるので、満足のいく一台を組み上げることができる。
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ANCHOR RMZ フレーム単体基準価格 ¥480,000~
乗ってみると、さすがレーシングバイクの香りがプンプンだ。
剛性4の比較的柔らかい方ではあるけれど、がっしりとした剛性感にビックリする。たわみが少なくて、どんな力でも受け止めてくれるような安心感がある。特にダンシングした時の反応の良さは思わず嬉しくなってしまう。
また、コーナーでは柔らかめのチューブラータイヤなんかを組み合わせてあげると、スパーンと曲がってくれそうだ。
RMZは硬派なレーシングバイクだった。
さらにはRL8も乗ってきたがこちらも素晴らしい。
RL8はちょっと体力が無くて不安だな…。といった初心者の方や、女性の方に特にお勧めしたい。
全体のバランスが絶妙だ。
踏み出すとパリッとした反応性の良さと共に、気持ち良くバイクが前に進み、そのまま加速を続けていくと、全体が心地よくしなりながら、スピードに乗っていく。
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ANCHOR RL8 ¥255,000~
RMZのようにいつでも臨戦態勢といった激しさは無いけれど、乗り手に伝わるダメージを押さえながら、前に進んでいく快適さはRFX8の後継機種として満を持して発売されただけの事はあると、思わずうなってしまった。
他にも、RMZのような剛性感をフロントに持たせつつも、RL8のようなしなやかなリアを持つRIS9や、今なおメイドインジャパンであるネオコットシリーズ。そして、コストパフォーマンスの高いアルミモデルなど、素敵なバイクが沢山ある。
その後は工場に移動し、座学と見学会。
アンカーの驚くほど頑丈で壊れにくいフレームは非常に厳しい試験を課すことで生まれているが、その激しさゆえ地響きのする試験場に行くと驚くばかりだ。
普通ではあり得ないような力を何万回と掛け続ける事によって、フレームはまるでバネのようにしなる。さらに高温にさらされ低温に下げられ、塩水のような液体を掛けられ紫外線にもさらされ、思いつく限りの過酷な試練をパスした製品が世に出てくる。
そんなアンカーの信頼性の高さは格別だ。
今度は皆様にも、是非とも体験して頂きたい。 
   スタッフ 山田