ブログ

Blog

全日本MTB選手権大会

ニュース

全日本MTB選手権大会にBRIDGESTONE ANCHOR CYCLINGTEAMのメカニックとして参加してきました。


今年の日本一を決める戦いの舞台は伊豆修善寺にあるサイクルスポーツセンター。
今回は、7/17~20までの比較的長い期間現地に詰めておりました。
メカニックの仕事は選手がスタートからゴールまで安心して走る事が出来るように、機材を完璧に仕上げておく事。
しかし、ただバイクをメンテナンスしているだけではなく、テントを出してブースを設営して、散らからないようにしたり、スケジュールの確認をしたり、足りない備品を補充したりとやる事はてんこ盛り。
もちろんレース中の選手の補給をしたり、いざレース本番中にトラブルがあった時には即対応が出来るようにいつでも備えて、待機していなければいけない。
P7200078.JPG
写真はメンテナンス中のバイク。
結構緊張しっぱなしのなかなかハードで体力勝負なところはあるけれど、その分現場最前線の面白さはある。
そして、全日本チャンピオンのタイトルが掛かっているだけに選手達も一番気合いの入るレースとなるため、ピリピリとした雰囲気になってしまう。
当然、その中で正確に、見落としなく大勢の人に見られながら作業しなければいけないので、雰囲気に飲まれない強さも必要になってくる。
仕事としては、普段お店でやっている事と、あまり大きな違いは無いのだけど、パーツを交換したり設定を変えたり、とにかく変化が激しいので、常に正確に対応していかなければならないし、ワンミスも命取りになる。
そんな激しい現場にも慣れてきて楽しくもあるし、激しい使い方をされるものが多いだけに、思いもかけないトラブルの対応に迫られる事によって、自分の力を上げていく事が出来るので、研修の様な面白さもある。
レース自体は、沢田時選手がパンクかも知れないという情報にスタッフ一同緊張が走り、F1のピットのようにスタンバイしたものの、トラブルも無く、危なげない走りでU23のチャンピオンをきっちりと手中に収め、平野星矢選手はエリートで4位に入りました。
20130721-2.jpg
写真はレースを終えたバイク。かるくきれいにしたところです。
本当は表彰式の写真も入れたかったのですが、撤収作業で身動きが取れずに肝心な写真が無いのは何とも残念です。
今回はバイクトラブルは一切なく選手をゴールまで走らせる事が出来たので、メカニックとしてはひとまず及第点かな??
しかし、レース前に選手のバイクを点検整備した時はトラブルや不備がてんこ盛り。
こういったバイクはやはりメンテナンスは確実に必要ですね。
当然選手程ではないにしろ、一般のお客様のバイクもメンテナンスは確実に必要になります。
そして、当店ではお店でバイクを選んで頂いた方の特典としまして通常¥3,150-掛かる定期点検を無料で行っていますし、それ以外のちょっとした変速の調整等の対応も無料で行っています。
大きなトラブルや、出費がかさんでしまう前に、是非お持ちくださいね。
  スタッフ 山田