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足元を固めよう。

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トレイルを楽しんでいる皆様にお勧めのペダルです。


人間が自転車という乗り物と繋がろうとする時、ハンドル(グリップ)、サドル、ペダルの3点と繋がる必要があります。その中でも非常に繊細な(マウンテンバイクの場合特に)操作と共に激しく踏み込まれたり、時には岩にヒットしたり汗、泥を浴び続けたり。と、非常に過酷な環境に曝され続ける事になるペダル。
当然のことながら、非常に高い耐久性とともに回転軸としての精度も要求されます。
そして、これらの精度と耐久性が足りていないと、あっという間に錆びてガタガタになってしまいます。そんな時のお勧めはシマノの
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PD-M980(XTRペダル)¥12.830-
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PD-MX80(セイントペダル)¥5.300-
この両者の違いはと言えば、ビンディングペダルかフラットペダルか。以上!!
おっとこれでは何の説明にもなっていないですね。
それでは、まずはPD-M980から。
このペダル、はめてちょっと漕ぐだけですぐに違いを感じ取ることが出来る。
それは抜群の安定感。
当然の事ながら、ペダルというものは回転軸があり、そこに踏み面である本体が付いている。そのため、回転軸と踏み面の間にはどうしても高さが出てしまい、その高さが大きければ大きい程安定感が無くなる。分かりやすいところで行けば、天狗の履いている、高下駄を想像していただくのが一番だろう。
さらには、シューズとの接触部分が従来の3.7倍に増えたため、非常にホールド感が高いのも特徴ですね。
そのため、従来の製品では足の裏を点で支えられているような心許なさを感じる事が多かったけど、PD-M980では足の裏全体をしっかり受け止めてくれるような安心感に満ちています。
さらに、シャフト軸のボディがスリムな楕円形状になっているために、泥はけ性が格段に向上しているのも見逃せない点ですね。
お次はPD-MX80
こちらはと言えば、シマノの中でも頑丈で壊れないコンポーネントの代名詞でもあるSAINTの名を冠しているだけあって、その完成度は素晴らしいですね。
また、こちらも薄型ペダルという最近の流行をバッチリと押さえております。。
フラットペダルはビンディングタイプ程の走りに対する効率を求めていないため、長距離長時間のライドにはいささか不向きかも知れませんが、アクションを入れた時の扱いやすさは抜群。またチャレンジングなトレイルライドにおいては、どうしても足を素早く出し、そして素早くペダルに乗せるという動作が求められますが、そんな時の反応の速さはビンディングタイプでは到底太刀打ちできません。
あと、当然の事ではありますがシューズを選ばないため、バイクに乗るに当たって、気合いを入れて乗らなくてもいいというのは有り難いですね。
ちなみにこのペダル、ピンの取り付け方式が一風変わっていて、ピンの飛び出し具合をワッシャーによってコントロールしているというのも面白い点ですね。
これらのペダルはどちらも素晴らしい製品なので、ご来店の際はぜひ手にとって比べてみてくださいね。
  スタッフ 山田